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コーティング

最終更新日:2023-05-10

コーティング(Coating)は、『ONE PIECE』で描かれる世界に存在する 特殊な”シャボン玉”によって”船”を包み込むことで 水中を潜航できるように加工する技術を指す。この技術を有する人物を”コーティング職人”と呼ぶ。 加工した船は深海1万メートルの水圧にも耐えることができ、 政府公認で『マリージョア』を通過することを除いては、 この”コーティング船”が 赤い土の大陸を越えて”新世界”へ到達するための 唯一の方法となる。 また、人間1人をコーティングすることで 深海にも耐えられる潜水服のように使用する『即席”バタ足コーティング”』という利用法も登場している。

基本情報

概要

コーティングによって特殊な”シャボン玉”に包まれた船は 様々な”圧力”を軽減する力を持っており、浮力を失うことで海中への潜航が可能となり、 また海底1万メートルに至るまでの高い水圧にも耐えることができるようになる。 浮力を失うため、潜水前に港に停泊している際には 船底を支える”浮き袋”が使用される。 このコーティングを行う”コーティング職人”にも腕の良し悪しが存在し、 腕の悪い職人に当たってしまい 船が海中で大破してしまう事もある。

偉大なる航路”において、赤い土の大陸を越えて 後半の海”新世界”へ到達するための手段としては、 政府公認で『マリージョア』を通過するルートも存在しているが、 当然許可が下りることがない海賊などにとっては ”コーティング船”によって深海経由で通過することが唯一の手段となる。 同時に、”魚人族”および”人魚族”以外の人類にとっては そのルートの途上に存在する『魚人島』を訪れるための唯一の方法でもある。

また、原作『第605話 ”クラーケンと海賊”』においては 人間1人をコーティングすることで”潜水服”のように利用する 『即席”バタ足コーティング”』という利用法も登場している。 膝から上は球状のシャボン玉に包まれつつ、膝下はシャボンが 両脚にフィットする形で伸びている。 『第606話 ”深海の冒険”』を見る限り、 この利用法でも先述した『”圧力”を軽減する』という特性は同じようで、深海の圧力に耐えている。

ちなみに、作中では主に魚人島の”シャボン文化”を形成するものとして シャボンを様々な形に加工した道具が登場しており、それらも このコーティングと近い技術によって作り出されているのだと思われるが、詳細は明かされていない。 また、”ヤルキマン・マングローブ”由来のシャボン玉は 同植物が生息できる気候区域の外に出ると割れてしまうことが示されているが、 コーティング船に関してはその区域の外で潜航している様子も描かれているため、 水中においては割れることがない、あるいはコーティングによって区域の外でも割れないように強化されているなどの 可能性が考えられるが、その点についても明確化されていない。