人魚族(にんぎょぞく/Merfolk)は、 『ONE PIECE』で描かれる世界に存在する”ヒト (人類)”の種族の一つ。 水中での呼吸が可能な水生生物 (魚類やタコなど)の身体機能、および 同等の形状の”下半身”を持つことが特徴。モデルが”シラウオ”である場合は キャラクター紹介において『シラウオの人魚』と表記される。 近しい種族である”魚人族”と異なり”二本脚”を持たないが、 ”女性”の人魚に限り、30歳を境に尾ヒレが二股に分かれて歩行が可能となる[注]。 水中で永続的に活動が可能なことに加え 高い水圧にも耐えられるようで、深度に関わらず 地上と同等以上の身体能力を発揮することができる。 特に遊泳速度については、人魚はすべての生物の中で”世界最速”とされる。 偉大なる航路の”魚人島”を起源 (故郷)とする。
人魚の下半身が年齢で変化するという情報は 原作『第424話 ”脱出船”』が初出だが、 後に『ONE PIECE 63巻』の”SBS”にてそれが”女性”だけであると明言された。 またそこでは、彼女らは40~50歳頃からは主に陸上で生活するようになるという設定も語られている。