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天候棒

最終更新日:2023-05-02

天候棒(クリマ・タクト/Clima-Tact)は、 『ONE PIECE』に登場するキャラクター”ナミ”が使用する棒状の武器。 それぞれが異なる性質の”気泡”を放出できる3本の短い棒 (タクト)を 様々な形に組み合わせることで使用する。 仲間の”ウソップ”が開発し、彼の作成した”説明書”も添付されている。 資金と時間が不足していたため、大半の機能が 本格的な戦闘を想定したものではなかったのだが、天気 (気候)について熟知した ナミが使用することで応用的な技を編み出し、敵を撃退するに至っている。 後に、より高い攻撃力を持つ進化型として『完成版”天候棒”』、『魔法の天候棒』が登場している。

基本情報

名前 天候棒 (クリマ・タクト/Clima-Tact)
使用者 ナミ
開発者 ウソップ
初登場
原作
  1. 第165話 ”作戦名ユートピア”(扉絵)
  2. 第168話 夢の町”レインベース”
アニメ
  1. 第117話 ナミの旋風注意報!クリマタクト炸裂

宴会用コンポーズ

開発者のウソップが 場を盛り上げるための”宴会用”として何故か搭載した機能 (コンポーズ)。 添付された”説明書”のオモテ面に使用方法が記載され、当初ナミは 『ミス・ダブルフィンガーとの戦闘』で 宴会用と知らずに誤って使用してしまった。

ファイン=テンポ

ファイン=テンポは、『天候棒』に搭載された宴会用コンポーズの一つ。 3本の棒 (タクト)を三角形に組みボタンを押すと 間から突如として鳩 (ハト)を出現させる。

クラウディ=テンポ

クラウディ=テンポは、『天候棒』に搭載された宴会用コンポーズの一つ。 3本の棒 (タクト)を小銃 (ライフル)のような形に組みボタンを押すことで その先端から花束を出現させる。

後の『完成版”天候棒”』には 同名の完成版機能 (戦闘用コンポーズ)が搭載された。

サンダー=テンポ

サンダー=テンポは、『天候棒』に搭載された宴会用コンポーズの一つ。 3本の棒 (タクト)を、円を三等分する線のような形に組み ボタンを押すことで、先端から”ボクシンググローブ”を飛び出させる。 宴会芸であるため攻撃力はない。

戦闘用コンポーズ

本格的な戦闘を想定して搭載された機能 (コンポーズ)。添付された”説明書”の裏面に使用方法が記載されている。 なお、開発に資金と時間が不足していたことから、開発者のウソップ曰く 大半の機能は”未完成”であり、彼が想定した完成形の機能は『トルネード=テンポ』のみであった。 しかし、天気 (気候)について熟知したナミが使用することで 搭載機能を応用した実用的な技を編み出している。

熱気泡

熱気泡 (ヒートボール)は、『天候棒』に搭載された 基本機能 (戦闘用コンポーズ)の一つ。 該当する棒 (タクト)を振ったり、吹き矢のように吹いたりすることで 軽い熱気を帯びた気泡を発生させる。 それ自体は火傷を負わせるほどの高温ではなく、ミス・ダブルフィンガー曰く 『むわっとする』らしい。

開発者のウソップ曰く”未完成”で、 後に完成版機能が『完成版”天候棒”』に搭載された。

冷気泡

冷気泡 (クールボール)は、『天候棒』に搭載された 基本機能 (戦闘用コンポーズ)の一つ。 該当する棒 (タクト)を振ったり、吹き矢のように吹いたりすることで 軽い冷気を帯びた気泡を発生させる。 ミス・ダブルフィンガー曰く『ひんやりする』らしく、 それ自体は冷たいというよりも涼しい程度の温度である様子。

開発者のウソップ曰く”未完成”で、 後に完成版機能が『完成版”天候棒”』に搭載された。

電気泡

電気泡 (サンダーボール)は、『天候棒』に搭載された 基本機能 (戦闘用コンポーズ)の一つ。 該当する棒 (タクト)を振ったり、吹き矢のように吹いたりすることで 静電気を帯びた気泡を発生させる。 それ自体は感電させるほどの電圧を持っておらず、 ミス・ダブルフィンガー曰く 触れると『チクッっとした』らしい。

開発者のウソップ曰く”未完成”で、 後に完成版機能が『完成版”天候棒”』に搭載された。

サイクロン=テンポ

サイクロン=テンポは、『天候棒』に搭載された 応用機能 (戦闘用コンポーズ)の一つで、”熱気泡”を発生させる棒 (タクト)と ”冷気泡”を発生させる棒 (タクト)を 十字の形に組み、ブーメランのように打ち出す技。 冷気と熱気を交互に持った”回転”が止まる (敵にぶつかる)と 気泡同士がぶつかることで気流が発生し、爆発的な風によって敵を吹き飛ばす。

ただし、各気泡 (ボール)放出機能は開発者のウソップ曰く”未完成”であったため、 その原理・威力を持っていたことはただの偶然であり、彼は”遊戯用”としか想定していなかった模様。 後の『完成版”天候棒”』にも同様の機能が継承されている。

蜃気楼=テンポ

蜃気楼=テンポ (ミラージュ=テンポ)は、『天候棒』の 基本機能 (戦闘用コンポーズ)を応用することで 使用者のナミが編み出した技の一つ。 ”冷気泡”によって空気密度を変え、著しい温度差による光の異常屈折 (要するに”蜃気楼 (しんきろう)”)を発生させ、自身のいる位置を敵に錯覚させる。

ただし、実際にその技の名前が登場したのは 後の『完成版”天候棒”』を使用していた際である。

レイン=テンポ

レイン=テンポは、『天候棒』に搭載された 基本機能 (戦闘用コンポーズ)の一つ。 3本の棒 (タクト)から上の方向に水を噴出させる機能。 ナミはこの機能を発動したまま動き回ることを ”スプリンクラー”とも呼称した。 彼女はこの機能を応用して『サンダーボルト=テンポ』という技を編み出したが、 開発者のウソップがどういう用途を想定していたのかは不明。

サンダーボルト=テンポ

サンダーボルト=テンポは、『天候棒』の 基本機能 (戦闘用コンポーズ)を応用することで 使用者のナミが編み出した技の一つ。 『レイン=テンポ』で周囲の湿度を上昇させた後、 ”熱気泡”と”冷気泡”を大量に放出して 小さな”雲”を発生させ、そこに”電気泡”を与えることで 敵の頭上に”雷”を落とす。 なお、この技を編み出したのは とても空気が乾いていた『アラバスタ王国』での戦闘においてであったため、 元々湿度の高い場所でならレイン=テンポは必要ない。

後の『完成版”天候棒”』にも 本技のパワーアップ版が継承されている。

トルネード=テンポ

トルネード=テンポは、『天候棒』に搭載された 応用機能 (戦闘用コンポーズ)の一つで、開発者のウソップ曰く 同武器における”目玉”。 棒 (タクト)の先端から糸に繋がれた鳩 (ハト)のおもちゃのようなものを2つ放出した後、 武器本体を高速で回転させることでそれらを敵の身体に巻き付かせ そのまま爆発のような現象で敵を遠方まで吹き飛ばす(詳しい原理は不明)。 3本の棒 (タクト)を”T”の字に組むことで発動させる。 『ナミvs.ミス・ダブルフィンガー』における決め技となった。

使用者のナミは開発者も意図していない応用技を編み出すことで 敵に対抗したが、後になってみると、ウソップ手製の”説明書”に記載されている技の中で 本格的な戦闘を想定した完成技はこの”トルネード=テンポ”のみであった。 『一発限りの最終手段』とされ、一度使うと恐らく再装填や修復などが必要である模様。

フォッグ=テンポ

フォッグ=テンポは、『天候棒』の 基本機能 (戦闘用コンポーズ)を応用することで 使用者のナミが編み出した技の一つ。 湿度の高い状況で”冷気泡”を大量に放ち、 そこに炎を加えることで湿った空気を凝結させ”霧”を発生させ視界を奪う。 ナミは『ホトリとの戦闘』の際にこの技を思いつき、 敵が『炎貝』によって放つ炎を利用して 霧を発生させた。